素材を生かし編みこんだその籠は使うほどに艶が増し

色合いはこっくりと手触りはしっとりなめらかに

日々の暮らしの中で培われ親しまれてきた用の美


『山ぶどう』
ブドウ科のつる性植物
冷涼地の山奥で他の木々に巻きつき自生
皮を採取するのは木が水分をたっぷりと吸い上げている梅雨時期のみ
⁡
その蔓の樹皮を剥いでデザインに合わせ必要な太さの編みひごを切り出し、
木型を使って長方形などに編み上げます。
⁡
その強靭な繊維は、使い込むほどに味わい深く艶が出て
独特の風合いに育っていく様を楽しむことができます。



＊かごについて
青森・弘前の津軽地方で江戸時代から受け継がれている、あけび蔓・山ブドウの細工。
山から材料を採取する以外は、 基本的に全工程を一人の職人が下準備から仕上げまで一つひとつ編み上げています。


＊天然素材の手作り製品のため、サイズ・色ともに若干の差があります。
多少の歪み、黒ずみ、ささくれ等は植物由来の風合いとしてご理解ください。
使い始めは洋服などへの引っかかりにはご注意いただき、使用頻度により徐々に風合いが増し、つや感とともささくれも目立たなくなっていきます。


【小沢春光：プロフィール】
青森県にてリンゴ農家の仕事の傍ら、冬は山葡萄とあけびでかごや雑貨を製作。
作家こだわりの形と編みのバランスにセンスが光ります。



【サイズ】　幅22cm × マチ12cm ×高さ18cm × 持ち手33cm


【素材】　山ブドウ皮　　


【配送区分】　宅急便M
※送料はこちらにてご確認いただけます。